パーミッションの文字の意味
- d
- r
- ファイルなら、読み込み権限。
- ディレクトリなら、ファイル一覧の取得権限。
- w
- ファイルなら、書き込み権限。(削除権限は無い事に要注意)。
- ディレクトリなら、ファイルの生成権限、ファイルの削除権限。
- x
- ファイルなら、実行権限。
- ディレクトリなら、内部への侵入権限(?)。
- 例えば、drw-------な、xを落としたディレクトリは、lsでファイル一覧は取得できるが、ls -lは出来なくなってしまう。
- t
- ディレクトリにのみ意味があるsticky bit。通常は/tmpのようなディレクトリに使う。
- コレが立っていると、wな人なら誰でもファイルを生成できるが、削除はファイルの所有者しか出来なくなる(通常、ファイルの削除権限は、ディレクトリのwフラグで判定される)(ファイルの編集は通常通りファイルのwで判定される)。
- p
- s
- 通常xが表示されているところにコレがある場合は、suid/sgid。
- 実行ファイルにコレがついている時、実行すると、そのファイルの所有者(所有グループ)の権限で、ファイルが実行される。
- 通常dが表示されるところにコレがある場合は、unix domain socketファイル。
- ディレクトリにコレがついている時は、gid継承。
- このディレクトリの中でファイル/ディレクトリを作ると、gidはディレクトリのものになる。
- 作ったのがディレクトリだった場合、sフラグも継承される。
- S
- 非実行ファイル(xが立っていないファイル)にchmod u+s等すると付く。
- 多分、sと同じ。
- b, c
- X
- chmodでの属性変更は、root及びファイル/ディレクトリの所有者のみが行える。
アトリビュート
- 使い方は、chmodと同じ。
- アトリビュートの実装は、ファイルシステムに依存する。以下は、ext2/ext3でのアトリビュート(の一部)。
- i
- immutable。このファイルは変更、削除が出来なくなる。他のアトリビュートは憶えなくて良いが、コレだけは憶えておく事。
- A
- don't update atime。ファイルにアクセスしてもatimeが更新されなくなる。こんなんはいちいち個別に設定するよりも、mount時にnoatimeした方が…‥。
- S
- synchronous updates。常に同期的に更新されるっぽい(多分)
- a
- append only。書き込みは、追加書き込みしか出来なくなる(多分)
- c
- compressed。fsが内部でこっそり自動的に圧縮するっぽい(多分)
最終更新 : 2004/04/05 13:20:35 JST