浮気亭主問題について考える

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浮気亭主問題というのはコレの事。

とりあえず、前提条件を、もっと明示的に書いてみる事にした。

  1. 浮気亭主の総数は0では無い
  2. 妻は、自分の夫以外の亭主について、何人の亭主が浮気しているかの数を知っている
  3. 全ての妻は、常に最適な行動を取る、と仮定する(※重要!)
  4. 妻が知り得る、全ての情報は、100%真実である、と仮定する(※重要!)

この前提で、ちょっと順番に考えてみる。

  1. 仮に、国全体での浮気亭主の総数が1だった場合、その唯一の浮気亭主の妻は、「他のどの亭主も浮気をしていない」という事実から、一日目の夜に自分の夫を殺害し、コレにて終了となる。
  2. 仮に、浮気亭主の総数が2だった場合は、各々の妻の視点からすると、以下のようになる。
  3. 仮に、浮気亭主の総数が3だった場合は、各々の妻の視点からすると、以下のようになる。

コレが延々と続き、

つまり、浮気亭主の総数、そして、殺された亭主の総数は両方とも13人。

しかし、実際問題として、全ての妻が、常に最適な行動をとれるかどうかは……どうでしょう。

ただ、数人が早まったとしても、妻にとって重要なポイントは、「自分の夫以外の浮気亭主数」と「何日目か」なので、それほど大惨事にはならない筈。

但し。半数以上が早まってしまった場合、「十三日目の夜で完了」かどうかの判別が難しくなり、十四日目の夜に大惨事になってしまう可能性が若干ある。

以上。


最終更新 : 2004/11/17 04:44:27 JST